ハザードマップの活用

2020/05/21 その他
ハザードマップの活用

ハザードマップとは、自然災害発生時に予測される被害の範囲や、避難経路・避難場所が示された地図です。

各市町村でもハザードマップが公表されていますが、国土交通省の「わがまちハザードマップ」では、全国の各市町村のハザードマップ公開ページに移動し、閲覧できます。

国土交通省が提供しているハザードマップポータルサイトでは「わがまちハザードマップ」のほか、防災に役立つ災害リスク情報などを地図や写真に自由に重ねて表示できる「重ねるハザードマップ」が利用できます。

ハザードマップポータルサイト

現在住んでいる地域や、これから不動産の購入を検討している地域等の災害リスクを確認するためにハザードマップを活用しましょう。

 

「わがまちハザードマップ」で閲覧できる主な情報

ハザードマップは自然災害の種類によって分けられます。

【洪水ハザードマップ】
河川が氾濫した時に想定される浸水域や浸水深、避難場所等

【内水ハザードマップ】
下水道等の排水能力を超えた大雨の際に想定される浸水域や浸水深

【高潮ハザードマップ】
台風等の影響により、海水が堤防を越えて浸水が想定される地域と浸水深

【火山ハザードマップ】
火山噴火により噴石、火砕流、融雪型火山泥流等の影響が及ぶ範囲

【津波ハザードマップ】
津波が陸上に押し寄せたときの浸水域や浸水深を表示

【土砂災害ハザードマップ】 土砂災害(急傾斜地の崩壊、土石流、地すべり)の発生危険地域

【ため池ハザードマップ】
ため池が決壊した時に想定される浸水域や浸水深等

【震度被害(ゆれやすさ)マップ】
地震時の、震度などの揺れの大きさ

 

引用:わがまちハザードマップ

 

「重ねるハザードマップ」で閲覧できる主な情報

【洪水浸水想定区域】
河川氾濫により浸水が想定される区域と浸水深が閲覧可能。想定最大規模と計画規模があります。

【道路冠水想定箇所】
アンダーパスなど、大雨の際に冠水し、車両が水没するなどの重大な事故が起きる可能性がある箇所。

【緊急輸送道路】
災害直後から、救難・救助・物資供給等の応急活動のために、緊急車両の通行を確保すべき重要な道路。

【事前通行規制区間】
大雨などで土砂崩れや落石の恐れのある箇所について、規制の基準を定めて、災害が発生する前に通行止めなどの規制を実施する区間。

【その他に閲覧できる情報】
・ため池浸水想定区域
・津波浸水想定
・土砂災害警戒区域等
・土砂災害危険箇所
・予防的通行規制区間
・過去から現在までの空中写真
・土地条件図
・沿岸海域土地条件図
・治水地形分類図
・明治期の低湿地
・活断層図
・火山基本図
・火山土地条件図
・色別標高図
・自由な色別標高図
・大規模盛土造成地

 

引用:重ねるハザードマップ

 

執筆者

萩原岳 プロフィール

東京外国語大学中国語学科卒業
株式会社アプレ不動産鑑定 代表取締役
http://apre-kanntei.com/
不動産鑑定士 MRICS(英国不動産鑑定士)

 在学中より不動産鑑定業界に携わり、2007年不動産鑑定士論文試験合格、2010年不動産鑑定士として登録する。数社の不動産鑑定士事務所勤務を経て、2014年株式会社アプレ不動産鑑定を設立し、現職。

 相続税申告時の不動産評価など税務鑑定を専門とし、適正な評価額の実現を掲げ、相続人と共に「戦う不動産鑑定士」として活動する。また、実務で培った経験をもとに、「相続と不動産」について税理士、弁護士、不動産事業者など相続の実務家を相手とした講演活動も行っている。

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