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- 萩原岳の記事一覧
萩原岳の記事一覧
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- 2018/08/27
- 判例・裁決事例
マンション敷地事件(東京地裁平成25年12月13日判決)Ⅰ.事案の概要
原告は平成19年7月21日、原告の父との間で不動産(昭和33年築の5棟が連なる4階建共同住宅5号棟の1室、以下全体を本件マンションとし、贈与の対象となった区分所有部分を本件不動産とする)の贈与契約を締…
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- 2018/08/24
- 判例・裁決事例
行き止まり私道評価事件(東京地判平成26年10月15日)Ⅱ.判旨④
5.本件私道について評価通達に定められた評価方式によっては適正な時価を適切に算定することのできない特段の事情があるか 本件において、原告は、本件私道の時価は、原告が依頼した不動産鑑定評価書に記載された…
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- 2018/08/23
- 判例・裁決事例
行き止まり私道評価事件(東京地判平成26年10月15日)Ⅱ.判旨③
4.本件私道が本件通達の前段の定めに基づいて評価されるべきものか 本件私道は、その一方の端(東側)において区道に接続し、他方の端(西側)において被相続人の親族が所有する隣接通路に接続しており、「本件私…
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- 2018/08/22
- 判例・裁決事例
行き止まり私道評価事件(東京地判平成26年10月15日)Ⅱ.判旨②
3.評価通達に定められた評価方式が相続により取得した財産の取得の時における時価を算定するための手法として合理的なものであると認められるか 本件通達は、その前段で、私道の用に供されている宅地の価額は、評…
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- 2018/08/21
- 判例・裁決事例
行き止まり私道評価事件(東京地判平成26年10月15日)Ⅱ.判旨①
1.結論 原告の請求を棄却する。 2.相続により取得した財産の価額の評価に関する基本的考え方 相続税法22条は、相続により取得した財産の価額につき、特別の定めのあるものを除くほか、当該財産の取得の時に…
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- 2018/08/20
- 判例・裁決事例
行き止まり私道評価事件(東京地判平成26年10月15日)Ⅰ.事案の概要
本件は、相続により私道を含む財産を取得した相続人(以下、原告)が、その相続に係る相続税について納税申告書を提出した後、当該私道(以下、本件私道)の価額の評価(約1600万円)に誤りがあるため、更正すべ…
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- 2018/08/13
- 特殊な土地と鑑定評価
鑑定評価額で相続税申告が可能な論拠
相続税法第22条では「相続、遺贈又は贈与により取得した財産の価額は、当該財産の取得の時における時価」とし、財産評価基本通達1-2では「財産の価額は、時価によるものとし~中略~その価額は、この通達の定め…
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- 2018/07/25
- 財産評価基本通達
自用地以外の利用区分について
Ⅰ.借地権について 自用地の評価額×借地権割合 Ⅱ.貸宅地について 自用地の評価額×(1-借地権割合) Ⅲ.貸家建付地について 自用地の評価額×(1-借地権割合×借家権割合…
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- 2018/07/23
- 財産評価基本通達
セットバック・都市計画道路について②
Ⅱ.都市計画道路予定地 ⑭ 自用地の評価額×補正率 40,000,000円× = 円 注記: 執筆時点の税制等に基づきます。 また、本記事の内容は不動産鑑定士萩原岳による研修「路線価…
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- 2018/07/20
- 財産評価基本通達
セットバック・都市計画道路について①
Ⅰ.セットバックを必要とする宅地 セットバック部分につき、3割評価を行う。 ⑬ 自用地の評価額-(自用地の評価額×該当地積÷総地積×0.7) 注記: 執筆時点…